危なくて…でも甘い放課後
Chapter 2 怒涛の放課後
Ⅰ
いつもの癖で目覚ましをセットしてしまったがために午前6時に起きる結果となった
二度寝すると長いこと起きられない自分なので起きることにした
一階のキッチンに向かう途中、リビングのソファの上でうずくまって寝ていた松村がいた
俺に気づいている様子がないので近寄って見ると
『おい。起きろ』
肩を揺さぶると
『ふぇ…え!?あ…』
天地がひっくり返ったような眼をして起きた
『お前、どうしてこんなところで寝てるんだ?』
『え…だって…』
『だって?』
『だって…ゴキブリが出たんだもん…』
ゴキブリ…ですか
築5年の家にゴキブリって出るのか
大人びている松村にも可愛いとこあるじゃん
二度寝すると長いこと起きられない自分なので起きることにした
一階のキッチンに向かう途中、リビングのソファの上でうずくまって寝ていた松村がいた
俺に気づいている様子がないので近寄って見ると
『おい。起きろ』
肩を揺さぶると
『ふぇ…え!?あ…』
天地がひっくり返ったような眼をして起きた
『お前、どうしてこんなところで寝てるんだ?』
『え…だって…』
『だって?』
『だって…ゴキブリが出たんだもん…』
ゴキブリ…ですか
築5年の家にゴキブリって出るのか
大人びている松村にも可愛いとこあるじゃん