危なくて…でも甘い放課後
この刑事に対して喝を入れようかと思ったが、これ以上この件に関わりたくない
俺は無言で部屋を出ていく
池袋駅の前のロータリーでタクシーを捕まえて帰るか
『しかも雨かよ…』
サラリーマンに交じってタクシーを待っていると
『あのー…』
後ろから聞き覚えのある声が飛んできた
振り返ると、この痴漢冤罪の元凶となった女がいた
『あ、君…』
OLかと思っていたが、まだ女子高生だった
『さっきは…ごめん』
水銀灯や自動車のライトが彼女の顔を照らしだす
茶髪だったが割と可愛い
『人を嵌めて楽しいか?』
『嵌めたんじゃない。置換されていたのは本当』
『あ?』
俺は無言で部屋を出ていく
池袋駅の前のロータリーでタクシーを捕まえて帰るか
『しかも雨かよ…』
サラリーマンに交じってタクシーを待っていると
『あのー…』
後ろから聞き覚えのある声が飛んできた
振り返ると、この痴漢冤罪の元凶となった女がいた
『あ、君…』
OLかと思っていたが、まだ女子高生だった
『さっきは…ごめん』
水銀灯や自動車のライトが彼女の顔を照らしだす
茶髪だったが割と可愛い
『人を嵌めて楽しいか?』
『嵌めたんじゃない。置換されていたのは本当』
『あ?』