危なくて…でも甘い放課後
新宿、山手線経由で品川プリンセスホテルに予定より30分早く着いてしまった
もうちょっと遅く来ても罰は当たらなかったな
広いロビーで特にすることもなかったので売店でコーヒーと新聞を買って読んでいた
『禮一君?』
新聞片手にぼんやりと品川駅を見ていた俺に、横から声が掛かってきた
顔を180度左に向けると
『あ、早紀?』
『久し振り〜!元気にしてた?』
小池早紀だった。かつて付き合っていた女
『早紀こそ…』
同窓会だから会えるのは分かっていたが実際に目の前にしてみると驚くもんである
『禮一君、なにしてるの?』
『ん?警視庁に勤めているしがない公務員だよ。早紀は?』
『二菱銀行にだよ』
『へぇ』
『なんか、気恥かしいよ』
もうちょっと遅く来ても罰は当たらなかったな
広いロビーで特にすることもなかったので売店でコーヒーと新聞を買って読んでいた
『禮一君?』
新聞片手にぼんやりと品川駅を見ていた俺に、横から声が掛かってきた
顔を180度左に向けると
『あ、早紀?』
『久し振り〜!元気にしてた?』
小池早紀だった。かつて付き合っていた女
『早紀こそ…』
同窓会だから会えるのは分かっていたが実際に目の前にしてみると驚くもんである
『禮一君、なにしてるの?』
『ん?警視庁に勤めているしがない公務員だよ。早紀は?』
『二菱銀行にだよ』
『へぇ』
『なんか、気恥かしいよ』