危なくて…でも甘い放課後
『いた。1か月ぐらい前に別れちゃった。私の傷ついた心を禮一君なら癒してくれるかな、と思ってさ』




美人がそういうと理性をコントロールできなくなりそうだ




『冗談はよしてくれよ』




『冗談じゃないよ?』




『え?』




『もう一度、一度だけでいい。禮一君に抱かれたいの…』




座っていた俺を立っている早紀が見下ろしている




『考えとく』




3時になりそうだったのでここで強引に話を切り上げる




『ありがと…』




ロビーに続々と旧友が集まり始めホールに案内された




その後はカラオケで歌い、飲み会で一気飲みをしたりして楽しんだ




間もなくお開きとなって解散となった




『で、禮一君?答えは出た?』




早紀が尋ねてくる
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