危なくて…でも甘い放課後
『まああるけど』




じゃ、用意しといてとだけ言って瑞希は洗面所に行った




『勝手な女だな』




でも、美少女を隣にして寝るのも悪くないな




鼻の下を伸ばしていては完全な変態に扱われる




洗面所のドアを叩いて




『おれシャワー入って寝るから』




とだけ言い残してシャワーを浴びた




部屋に戻ると布団の中に瑞希が寝ていた




『いい、変なことしたら殺すからね』




『一の部屋にあがりこんどいてその態度かよ』




一応いやみを言ってみたが意味がない




『俺しばらく本を読んでるけどいいか?あと、6時に目覚ましをかけてるから』




『別にいい』




『もう寝るのか?』




『寝る』




『おやすみ。寝坊するなよ』




『お…おやすみ』




初めて聞く瑞希の挨拶だった
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