危なくて…でも甘い放課後
安価だが職員でも金をぼったくる警視庁詐欺駐車場を後にして家に向かった




車を走らせること50分ほどで到着した




バックで車庫に入れ、家の中に入ると




『おかえり~、禮一~』




段ボールが積まれているリビングから瑞希が甘い声とともに出てきた




右手に持っているカバンを危うく落としかけた




は?




ここは俺の家で、あの少女は瑞希だよな…




『会いたかったよぉ』




急に俺に抱きつく瑞希を見て呆然としてしまった




俺の胸に自分の顔を埋める瑞希に驚きを隠せない




あんな態度をとってきた瑞希が…




人格ってこんなにあっさり豹変するものなのか?




柔らかい瑞希の体が俺に密着してる





なんのドッキリだ?
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