危なくて…でも甘い放課後
瑞希が手にしたのはシックな黒と灰色のドレス
別にどれを選んでも似合いそうだから
『いいんじゃない?』
と返事するしかない
近くにいた店員を呼びつけて採寸とかをさせる
『彼女が試着室から出たら、この服に合いそうな付属品も探して下さい。レストラン用のです』
かしこまりました、と応対する店員
『後、俺は5階にいると伝えといてください』
俺と瑞希をカップルだと思いこんだ店員は最上級の営業用スマイルを見せた
仕事にいるとき、このデパートの時計店に瑞希の名前入り時計を注文しておいた
6時間あればできるそうだ
今は6時過ぎだからもう完成しているはず
5階の時計店に訊いてみると
『瀧澤様ですね。こちらに御用意させていただきました』
「M.Matsumura」と刻印されたプラチナのロレックスを手に取った
別にどれを選んでも似合いそうだから
『いいんじゃない?』
と返事するしかない
近くにいた店員を呼びつけて採寸とかをさせる
『彼女が試着室から出たら、この服に合いそうな付属品も探して下さい。レストラン用のです』
かしこまりました、と応対する店員
『後、俺は5階にいると伝えといてください』
俺と瑞希をカップルだと思いこんだ店員は最上級の営業用スマイルを見せた
仕事にいるとき、このデパートの時計店に瑞希の名前入り時計を注文しておいた
6時間あればできるそうだ
今は6時過ぎだからもう完成しているはず
5階の時計店に訊いてみると
『瀧澤様ですね。こちらに御用意させていただきました』
「M.Matsumura」と刻印されたプラチナのロレックスを手に取った