拝啓、僕へ【短編】
あれから
あの日からもう半年がたちます。
そして夏がきました。
僕は必死に生きてます。
生きる理由は
確かに分からなかったけど
死ぬ理由はない。
それを教えてくれたのは
君でした。
生きる理由はこれから
ゆっくり探していこうと
思います。
そう言えば名前、
聞いてなかった。
僕も言えてない。
でもそんなことは
関係ないよね?
また、未来で会いましょう。