晴れててもやっぱり
12月の夕方は寒くて、
手が凍った。

マミとは家が近いので
登下校いっつも一緒。

少し歩くと前に人影が…。
「あ!あれ、マミの彼氏じゃない?」 

「ほんとだぁ!!」

そこにはマミの新しい彼氏がマミを待っていた。

マミの彼氏、ミツル。
マミと同じクラスの男子。
かなりヤンキーで、同じ学年でも
あたしはちょっと恐い。

髪は銀色に染められてて
ピアスがジャラジャラ!!
腕には根性焼きの跡が。

きっと今日も学校さぼってそこらで遊んでたんだろう。

「ミツル〜!!なにしてんのー?」

「おうマミっ☆やっと学校おわったかぁ。待っててやったんだぜっ」


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