この空の下で


顔も性格もイイ人なんていないって(o^o^o)
いたら見てみたぃわ,そんな完璧人間。


一曲目が終わり、美形の先輩のグループはステージの中央から端に移動した。

ぁ〜…いっちゃう…
サヨナラ(_´Д`)ノ~


「すっごい上手かったねあの人達…って、はる?」

「一目惚れって、あるんかな…」

「惚れたの!?」

「超タイプ!!」


今まで15年生きてきて、初めて一目惚れを知りました(≧▼≦)

あるんだね!こんな事!
一目惚れなんて、どんだけ軽い気持ちなんかとバカにしてたケド…あるんだ!!!


そんな呑気な事を考えながら、あたしはフとステージの端を見た。

すると、あたしの目線の先にはあの先輩がいた。


あたし…スキになったのかな?

初めてだった。
身体中に、超高圧電流が流れた感じ。

これは、恋なの?

今まで感じたことの無い感覚に、あたしはもう一度あの人の方を見た。

さっきまでかけてなかったのに、演奏が終わって、その人はメガネをかけていた。

六割増しカッコよ…
「…!」

あたしは咄嗟に、目をそらした。

今…目、あったよね…


一年だけでも400人以上いるし、目が合う確率なんてかなり低い。

気のせい、か。

あたしはそ-思った。
思ってた。

−・−・−
「恭輔、ど−した?」

「や〜…今なんか目が合ったケドそらされた気が…」

「この中で目が合うなんて奇跡に近いだろ!ヾ(=^▽^=)ノ
500人近くいるんだぜ!?」

「だょな〜b(・∇・●)」




あたし達、ちゃんと繋がってたんだね。

ちゃんと、知ってたんだね。

なのに、
どーして…
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