この空の下で


「ねぇ。」

「ん?」


あたし達2人が体育館を出ようとした矢先、
あの目付きの悪い奴がやって来た。


「はっ、はるっ!!!!」

マイは小声で興奮している。


「アドと番号交換しよ〜♪」

「へ?(・ω・)」


予想外の態度と表情に、あたしは思わず変な声を出してしまった。


「だめ?」

「いゃ…あの、「はい!是非!!!」


マイ!?Σ( ̄□ ̄;
すごいなこのコ!!!ハンパねー!!!


で、あたしも交換するはめに。

「藍ぃー、お前も交換しとけよ〜」


藍?それって…


「お前…また女の子のアド聞いてんの?^ロ^;」


さっきの優しそうなカッコいい人だった。

「これはマネージャーだからだろ☆
どっちにしろ入ったら連絡とるんだから、しとけよ。」

「あ〜,じゃあ…
お願いしてイイ?」

「ぁ、うん(^^)
大丈夫だょ♪」


たった1回の見学で、2人のアドを獲得。
てか、これはも-入らないといけない雰囲気!!?

やっちゃったよ…
明日どーしよう…
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