この空の下で



「へっへっへ^皿^♪
舞ちゃんビビった〜☆」

「河野!!?」





なんとなんと、
訪ねてきたのは河野だった。



油断してごろごろ状態
だったあたしは、
慌てて起き上がった。





「びっくりしたぁ…」

「舞ちゃんビビりすぎ^^」

「てかさ、あんた
何しに来たの?-_-」

「ぁ、そぅそぅ。
ピョン吉と舞ちゃんさ、
後で俺達の部屋

遊びに来いよ(・∀・)ノ」




…。



いや。



いやいやいやいや。








無理っしょ。





※河野からの呼び名は
ピョン吉。





「無理。」
「は?何でだよ。」
「だって朝倉先輩いるし。」



あたし、
嫌われてるっぽいし。

ま、別に関わり無いし
どうでもイイんだケド。




「いいじゃん別に!!
んぢゃあな!
後で来いよ!」




そう一方的に言って、
河野は部屋を出ていった。



「な、なんなの…?」

「部屋来いよって…
無理に決まってんじゃん」

「だよね。朝倉先輩、
邪魔だとか言いそうだし」






嵐のように来て、
嵐のように去って行った

河野凌の言葉は
聞かない事にして、


あたし達は当然
部屋には行かなかった。


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