この空の下で




そんなこんなで、
もう時期11時を迎えようとしている時だった。




♪〜♪♪〜…


急にあたしの携帯の
着信音が鳴った。


こんな時間に電話…?


まさかとは思って携帯の
ディスプレイを見ると…




「河野…(-ω-)」

『ピョン?
何で来ねぇんだよ。』

「行くわけ無いっしょ。
大体、見つかったら
どうするの。」

『今だったら大丈夫!
監督達、飲み行ってるから。』

「朝倉先輩もいるしさ;」

『だから、その朝倉先輩が
お呼びだしなわけ!』

「は?」

『とりあえず、
お前部屋来い。』

「待って。1人で?
無理なんだけど。
舞連れていくから。」

『あ〜…別にいいよ。
ぁ!あんなぁピョン、
朝倉先輩、お前の事全然嫌いじゃないってよ。』




はい?




なにが?





別に本人に直接
言われた訳じゃないし…

あたしが知ってるて、
何で知ってるの?



河野が言ったんかなぁ。
『あいつ、朝倉先輩に嫌われてると思ってますよ。』

とでも。



余計な事を…。






「ぁ、えっと…
うん、よかった^^;」


『おお。んじゃあな!
今すぐ来いよ?』


ぶつっ





切れた。いきなり切りやがったのあのアホタレ。



ふぅ…でも、
朝倉先輩が呼んでるんだったら仕方ない…。

逆らう訳にいかないし、
正直これ以上嫌いになられるのは、こっちとしても

かなり面倒臭い。




「舞、呼び出しだよ。
河野達の部屋行くぞ。」

「へっ?!」




半ばルンルン気分の
舞を連れていき、

あたし達2人は
河野と朝倉先輩の
部屋へと向かった。


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