この空の下で


ガシャン


…ん?
何か…あれ?




部屋に入り、扉が閉まった。
外の光で分からなかったけど…この部屋…υ



真っ暗だ。







春「ね、ねぇ…
なんでこの部屋暗いの?」
はい出ましたアホ発言。
普通聞かないよね。

河「だってもう消灯時間過ぎてんだろ?バレたら朝倉先輩が責任とるんだぞ。」

春「あそっか!」
舞「(やっぱアホだ…)」



だよね、そうだよね。
もうとっくに消灯時間過ぎてるんだった。

いくら今監督達が外出してるとは言え、見つかったら
怒られるのは部長だ。
(3年生は引退済み)

にしても…視界悪いなぁ…
どっかぶつかりそう…


朝「ハルちゃん」
春「(びくっ)はいッ!!?」

朝「俺さ、ハルちゃんのこと…全然嫌いじゃねぇよ?」


あ、さっき河野から言われた。

てか…改めて言われると
ちょっと困るなぁ。(-ω-)


春「そ…ですか、
良かったです(*´∀`*)」

あたしは愛想よく、
ベッドに寝転がりながら携帯を弄る先輩に言った。



河「舞ちゃんは、こっちおいで〜(●´∀`●)/
ぁ、ピョンは朝倉先輩んとこ行けよ。」

春「は〜…はッ!?」


舞はいつの間にか河野に連れられ、河野のベッドに座らされていた。


まぁ、この2人は普段から仲がいいって言うか…

付き合ってないけど、
ちゅーとかしちゃうって言うね…あれなんね。



いやいやそうじゃなくて!

春「いゃ!あたしはもう用は済んだし!眠いから帰るよ!
いつまでもいたら
邪魔だしさ(・∇・;)」

舞「え!?ヤダよハル!」
河「ほら、舞ちゃんも
嫌だってさ。」


舞ぃいいい!!!!!

貴様はいいゎ!!大好きな河野がいるんだからね?


でもあたしはさ!!?
興味無いってか、
逆にちょっと気まずい人がいるわけょすぐそこに!


だからさっさと
帰りたいのに…。


< 69 / 98 >

この作品をシェア

pagetop