この空の下で



あたしが朝倉先輩を観ると、
彼は楽しそうに
口角を上げて笑っていた。









触れた。



いま、唇、……当たった。








「(◎-◎;)????」


あたしは初めての事に
何が起きたかも分からず、
ただ少し俯いていた。







とさっ






肩に微妙に感覚があったと思いきや、ベッドに寝転がっている…否、

押し倒されていた。








「あのっ…ッ」


これは流石にヤバい状況に陥ったと本能で判断したのか、あたしは声を出して止めようとした。








が、あたしのセリフは全部言う前に先輩の口で塞がれた。






「っ……、んぅッ…」




ディープ、じゃないのに
何だこの触れる時間が長いの…息出来ない…!!!






朝「なに?泣いてんの?」



あたしがずって黙っていたり、俯いて顔を逸らしていたからか、

朝倉先輩は
そんなことを言ってきた。







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