この空の下で



その後、綾華とは1週間以上口を聞かなかった。



たかが男一匹で、
何で友達責められるのかな?


あたしには、たぶん一生かかっても理解できません。




颯「春?」

「ん、あ?」

颯「何か最近元気なくねぇか?遂に脳にまで馬鹿が達したか?」

「てめぇは心配してんのか馬鹿にしてぇのか。
どっちなんだよコラ。」

颯「心配^ω^」

「いゃ馬鹿にしてるも入ってんでしょ明らかに…。

大丈夫で〜す。」

颯「あっそ?」




綾華との喧嘩もそうだけど…最近、クラスの女子に冷たくされたり、無視される事が多くなった。


原因はたぶん、颯。



颯に興味が無い人は普通に仲良いけど…好きな人はとことんシカト。



女って、

男が絡むと


狂うよね。






颯「ぁ、間違えた。」

「勝手にあたしの消しゴムを使うなアホザル。」

颯「さぁせん。」

「うっわΣ( ̄□ ̄;)
謝ってるけど謝ってない言い方〜…。」




でも頑張れた。


自信持てた。






自分は悪い事なんて、



1つもしてない。







そう思えた。








颯がいたから





自分を見失わなかった。




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