EBE-地球外生命体-
僕とシンディを始めとして、多くのエリア51関係者が遺体保管室に駆けつける。
普段なら厳重に施錠されている遺体保管室。
その施錠が引き千切られたように破壊され、室内に保管された同胞の遺体が忽然と姿を消していた。
残されていたのは、食い千切られたような断面の左腕のみ…。
「何だ…この光景は…」
口元を押さえ、警備の兵士が青ざめた顔をする。
「一体どういう事なんだ!遺体の管理はどうなっていた!」
怒鳴る将校クラスの兵士。
その視線は、医務室勤務のシンディに向いている。
「え…」
彼女は狼狽した。
「い…遺体はラッセル先生がここに運び込めって…その後は確かに施錠しておいた筈です…」
「ならばどうして施錠が開いている?誰が遺体を持ち出した?」
問い詰める兵士。
普段なら厳重に施錠されている遺体保管室。
その施錠が引き千切られたように破壊され、室内に保管された同胞の遺体が忽然と姿を消していた。
残されていたのは、食い千切られたような断面の左腕のみ…。
「何だ…この光景は…」
口元を押さえ、警備の兵士が青ざめた顔をする。
「一体どういう事なんだ!遺体の管理はどうなっていた!」
怒鳴る将校クラスの兵士。
その視線は、医務室勤務のシンディに向いている。
「え…」
彼女は狼狽した。
「い…遺体はラッセル先生がここに運び込めって…その後は確かに施錠しておいた筈です…」
「ならばどうして施錠が開いている?誰が遺体を持ち出した?」
問い詰める兵士。