EBE-地球外生命体-
空気が急に張り詰める。
お互いがお互いを牽制し合う。
疑心暗鬼。
仲間同士ですら気を許せない状況。
こんな状況の中に潜み、レプリティアンはきっとほくそ笑んでいる。
「…遺体を自由に扱えるのは、医務室勤務の人間だよな」
誰かがポツリと呟いた。
「何よ、私やラッセル先生が犯人だって事?」
シンディがまくし立てた。
「それを言ったらエリア51の人間は皆怪しいって事じゃない!」
「だがグレイの遺体を扱っていたのはお前達だろう!」
「いや!遺体が紛失した時に、一番最後にこの場に現れたハワードも怪しいぞ!」
「そんな事を言ったら第一発見者の警備の兵士だって怪しいじゃないか!」
恐怖と疑念。
昏い感情が、仲間を次々と糾弾する。
お互いがお互いを牽制し合う。
疑心暗鬼。
仲間同士ですら気を許せない状況。
こんな状況の中に潜み、レプリティアンはきっとほくそ笑んでいる。
「…遺体を自由に扱えるのは、医務室勤務の人間だよな」
誰かがポツリと呟いた。
「何よ、私やラッセル先生が犯人だって事?」
シンディがまくし立てた。
「それを言ったらエリア51の人間は皆怪しいって事じゃない!」
「だがグレイの遺体を扱っていたのはお前達だろう!」
「いや!遺体が紛失した時に、一番最後にこの場に現れたハワードも怪しいぞ!」
「そんな事を言ったら第一発見者の警備の兵士だって怪しいじゃないか!」
恐怖と疑念。
昏い感情が、仲間を次々と糾弾する。