EBE-地球外生命体-
「彼が例の異星人だとしても、そうではないとしても、警戒は怠らない事だ。彼には何かある」
そんな一言をラッセルに言い含められて、僕は医務室を出た。
…動揺は隠し切れない。
誰が異星人の擬態だとしても、ハワード、ラッセル、シンディ…この三人だけは信頼できると思っていた。
僕が怪物じみた身体能力を身につけても尚、変わらず接してくれる彼ら。
当然彼らだけは、異星人の擬態疑惑から消去しても何ら問題ないと考えていたのだ。
それが、信頼できる仲間の一人…ラッセルの口から、ハワードを疑う言葉が出てくるなんて…。
そんな一言をラッセルに言い含められて、僕は医務室を出た。
…動揺は隠し切れない。
誰が異星人の擬態だとしても、ハワード、ラッセル、シンディ…この三人だけは信頼できると思っていた。
僕が怪物じみた身体能力を身につけても尚、変わらず接してくれる彼ら。
当然彼らだけは、異星人の擬態疑惑から消去しても何ら問題ないと考えていたのだ。
それが、信頼できる仲間の一人…ラッセルの口から、ハワードを疑う言葉が出てくるなんて…。