恋した相手はライバル!?
・龍矢サイド・

「いいのかよ?」

「何が?」

「里中と一緒にいなくて?」

隼人は気にしていたが、
どうせ姉貴が2人を連れて
行くのは分かっていた。

「なあ?隼人君?」

正道が隼人に聞いてきた。

「何ですか?」

「凄く気にする性格?」

「分かりません。」

「俺も親の後継ぎだけど
人の顔色を見て生きるのって
しんどくないか?」

「はい・・。」

隼人は人の顔色を見て
生きてきているんだ。

俺や正道や聖夜はあまり
気にしていない。

父親も俺に無理やりに
後を継げと言わない。

隼人は幼い時から
言われ続けていたんだ。
< 123 / 257 >

この作品をシェア

pagetop