恋した相手はライバル!?
龍矢が私の姿を見て
近寄ってきた。

「酔わなかったか?」

私の荷物を持ち、
反対の手を持って
歩き出した。

みんながクスクスと
笑っている声が聞こえた。

部屋に入ると、
龍矢は抱きしめた。

「どうしたの?」

「みんなの前ですると
半端じゃないくらいに
からかうだろう。」

龍矢の言葉に納得した
私だったけど、
1つ気になっていた。

「えみりと隼人君は?」

「今年は来ない。
えみりが自分の家で
隼人とカウントダウンを
すると言っていた。」

あの2人イベントから
凄く変わったみたい。

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