恋した相手はライバル!?
「あなたが隼人の彼女?」

私の顔を睨みつけて
聞いてきた。

「香織は違う!!」

「私。鈴村柚子と言います。
隼人の許婚なのよ。」

えみりが崩れ落ちる感じが
分かったので、私は支えた。

「香織さん。
俺は絶対に諦めません。」

私に言って龍太郎君は、
その場を去った。

「隼人?案内してよ。
こんな女の何処がいいの?」

柚子さんは隼人を連れて
出て行った。

「香織・・・・。」

えみりが私に抱き付いて
大声で泣いた。

龍矢。
一体どうすればいいの?

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