恋した相手はライバル!?
「ウエント!!」

龍矢はウエントを
殴りつけて、
私の腕に縛られた紐を
外してくれた。

「大丈夫か?」

「怖かった!!」

私は龍矢に抱きついた。

「向こうも無理だった。」

「お前ら!!!」

「仕方ないだろう。
ジェニーに頼まれたんだ。

けど君の彼女可愛いから
本気で欲しかった。」

ウエントはうな垂れる
ように部屋を出て行った。
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