恋した相手はライバル!?
「どうだった?」

空港までママが迎えに
来てくれていた。

「楽しかった。」

「嬉しいそうな顔は
ここまでだよ。

そんな顔をパパに見せると、
やきもちを焼くからね。」

「クリスマスに龍矢君は、
帰ってくるの?」

「分からない。」

「そうだよね。
龍矢君にも都合があるし、
向こうでのパーティーを
するかもね。」

「帰ってこないかも・・。」

小さく囁いた言葉に
ママが聞いているとは、
知らなかった。

そのまま家に帰って
時差ボケで寝てしまった。

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