恋した相手はライバル!?
えみりと隼人が先に
帰って、
先生と2人になった。

「先生。
この前はごめんね。」

「何がだ?」

「キスした事。」

「いいよ。
俺は結婚していなかったら、
お前を片岡から奪っていた。

それだけお前を
好きになった。」

「先生。」

私は先生に抱きついた。
これで本当のお別れ。

「里中。
この前も言ったけど、
何かあったら言って来い。」

「うん。」

私の涙を先生は、
大きな手で拭いてくれた。

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