恋した相手はライバル!?
「どうする?
龍矢の傍に行く?」

私は首を横に振った。

「今私が行くと龍矢の
努力が無駄になる。」

「そうだよ。」

私とえみりが傍に
反町君がやって来た。

「龍矢は好きな女だったら
命を捨てる覚悟は
出来ているはずだよ。

龍矢は君を守るのなら
どんな事も出来て
やり遂げるはずだ。

俺と結城は手を貸す事は
許されても、
里中さんの手は絶対に
借りないはずだ。」

「龍矢だったら、
そう可能性は高いよ。」

私は反町君とえみりの
言葉に納得した。
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