プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
席につき、いつものようにノートを取り出した時、背中から肩を叩かれた。
振り向くと笑顔のあなたがいた。
「俺、本木 勇二。それ何?」
「ノート」
「見ればわかる。見せて」
「だめ」
「なんで?」
「恥ずかしいから」
「笑わないから見せてよ」
気づけばあなたにノートを差し出していた。
他人に読まれることがものすごく嫌だったはずなのに。
振り向くと笑顔のあなたがいた。
「俺、本木 勇二。それ何?」
「ノート」
「見ればわかる。見せて」
「だめ」
「なんで?」
「恥ずかしいから」
「笑わないから見せてよ」
気づけばあなたにノートを差し出していた。
他人に読まれることがものすごく嫌だったはずなのに。