けだものダーリン♪




「和音…」











「ヤダ…!やめて!」













どれだけあたしが
必死にもがいても
淳はあたしのいろんな所にキスをしてくる。











はじめはおでこにキス。
次に唇にキス。
首にキス。
お腹にキス…












優しいキスだけど…
唇にキスをされるたび
星史としたキスを思い出してしまう。










星史…










星史…!











「和音…」










優しく呼ぶ声









優しく触れる指











優しいキス










すべてを星史と
くらべてしまう。












< 11 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop