けだものダーリン♪
「嫌なわけないじゃん」
嫌なわけない。
だって
今でも星史のこと
大好きだもん。
だけど
あたしの心の中にある
モヤモヤした気持ちは
イッタイなんなの?
「じゃあ
もう一度俺と付き合って」
思ってもみなかった
星史の言葉。
「なに言ってるの?
あたしは淳がいるんだよ…?」
星史はあたしの肩を
ガッシリ掴み
あたしの顔をジッと見てから
あたしの唇にキツくキスをしてきた。
痛い…。
息ができない。
「ふっ…あ…」
あたしは
精一杯星史の体を押して
離れようとするけど
キツく抱き締められてて
離れることが出来ない。