けだものダーリン♪
「じゅん…」
あたしは
淳に抱きついて
淳の服に顔を擦り付ける。
「おまえ…さっきは
違う女とイチャイチャしてやがった癖に…!!」
「お前みたいなガキに関係ないことだ」
淳と星史は
ずっと睨みあっていて
真ん中にいるあたしは
なんだか気まずくなってきた。
これって
なんでケンカしてるんだっけ?
あたしのためだよね?
「あの…ケンカはやめて…ね?」
あたしは
二人の顔を見比べて
そう言った。
「そうだな
こんなガキとケンカしても
勝つのはどうせ俺だし」
「なんだと!!オジさんっ」