けだものダーリン♪
「はい?」
和音の言葉に
驚いて車のスピードを遅くした。
楽しくないわけない…。
和音といると
ドキドキしすぎでどうしたらいいか分からなくなる。だけど
和音がちょっと笑ったりしてくれただけで
嬉しいんだよ…。
「あ…あたしだけ…
ドキドキしてるのは嫌なんだもん…」
和音の瞳がうるうるしてきた。
そんなわけない…
そんなわけないけど…
『そんなことない』
って言えない…。
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