けだものダーリン♪




少しだけって思ってたんだけど…
9時過ぎまで遊んじゃっていつもよりも遅くなってしまった。








どうしよ…
淳に起こられちゃう。








あたしは慌てて
家の扉を開けて
リビングに急いだ。








「ご…ごめんなさい
今日はちょっと用事が…」







リビングの扉を開けると
明かりはついているものの誰もいない。








なんで…?
淳はもう寝たの?
それとも仕事?








「今まで何してた」








ビクッ








後ろから
氷のように冷たい声があたしを差してきた。








ゆっくり後ろを振り返ると
煙草を口にくわえて
あたしを睨み付ける淳の姿があった。








見なくても声だけでわかるぐらい
怒ってる…。













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