*。゚*hands*゚。*

しばらくした後ママは帰っていった




あたしはベットに横になりながらため息をつく




「瑠璃華ちゃん?入るわよ〜」





外から看護婦さんの声がしてあたしは、は〜い。と返事をした





「あら、今日は静かに寝てるのね」





あたしの横まで来ると看護婦さんはにっこり笑う





「うん。夕方に恭ちゃんくるからそれまでお昼寝」





いろいろ考えすぎると頭がパンクしそうになる





それだけじゃない
最近、本当はちょうしよくない




「恭ちゃんっていつもくるイケメンくん?」




「エヘヘ、イケメンなんて褒めすぎですよ」





恭ちゃんのことほめられるとあたしまで嬉しくなる






「もしかして彼氏?」




ニヤニヤしながらあたしの顔を覗き込む看護婦さん





あたしは恥ずかしくなり布団に潜る




「うん。」





「あの男の子、前までは喧嘩して病院来て、すぐ勝手に帰って、ってすごく問題児だったけど最近は落ちついてるわね?
瑠璃華ちゃんのおかげかしら?」


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