*。゚*hands*゚。*
歩いている途中、
「恭平!」
という声に足を止められる
俺は振り向くと拓也が立っていた
「なんだよ」
俺はそっけなく返事をしてまたあるきだす
拓也は俺の隣に並び歩く
「お前なんでいつも病院いくん?」
「別にお前には関係ないだろ?てか何で知ってんだよ」
どいつもこいつも俺の知らないうちに俺のことを話しやがって
「噂だよ噂!つうかお前、最近なんだか落ち着いたよな?喧嘩もしねえし。どうした?好きなやつでもできたか?」
ニヤニヤしながら俺の顔を見る拓也
俺はすぐに顔を逆方向にむけた
「何でお前に言わなきゃいけねえんだよ。ほっとけ」
「まじで?!もしかして図星かよ!で、病院にその子がいるってわけか!お前も本気で恋ができるようにようになったのか!よかったよかった」
拓也は大笑いしながら俺の肩に腕をまわしてくる
「うぜうな・・・さわんな」
俺はそんな腕をすぐにはらう
そして、大笑いしていた拓也はピタッと静かになり、足を止めた