*。゚*hands*゚。*
瑠璃華の病室に着き、中に入ると待ってましたというように瑠璃華は俺の方をパッと振り返る
そして俺の元へ駆け寄り、腕に絡み付く
そんな積極的なくせに
顔は照れている
そんな瑠璃華が可愛くて好きだった
「恭ちゃん?明日何の日か知ってる?」
嬉しそうに俺の顔を見上げる瑠璃華
「え、何?」
「え〜?知らないの?最悪〜。ひどい〜。」
口をパンパンに膨らませて目を細める
「んなこと言われてもしらねえし」
そんなふうに冷たくすると瑠璃華はため息をついて首よ横に振る
「も〜。彼女がこんな質問するのはね、大抵答えは誕生日か記念日なの!」
「んなの知るか!てかそれはどこ情報だよ」
「瑠璃華情報〜♪ま、明日瑠璃華の誕生日だから!楽しみにしてるね?」
瑠璃華はまた笑顔を取り戻しピースサインを作った