*。゚*hands*゚。*
振り向くと20代前半くらいの女の店員がニコニコしながら立っている
「いや、なんつうか・・ちょっと」
おれの挙動不審は止まらない
「もしかして彼女さんにプレゼントですか?」
店員はあっさりそんなことを言い出す
そんな言葉に俺は熱くなりなぜか店員とも目が合わせられなくなる
「いや、え、あ、ちが、いや、ちがくない。そ、そうです。」
俺、ただの不審者じゃないか?
あ〜、早くこの場から逃げたい
「そうですか。どんなものをお求めですか?指輪、ネックレス、ブレスレットなどございますが?」
そんなもん決めてるわけねえだろ
指輪はちょっと重いか?
ネックレス?
ブレスレット?
あ〜、わからん
どうしたらいい
もうなんでもいいや
「ぶ、ブレスレットで・・」