*。゚*hands*゚。*

店を出て値段のわりに小さな袋を見つめため息をついた




「バイト増やすか」





それだけ呟き袋を握りしめて病院にむかった





病院につくと何故かいつもとはちがう変な緊張に襲われた




その時
「お兄ちゃん!久しぶりだ!」
と、サキの声に止められた




「おぅ。」
そうサキの頭に手をぽんっとのせる




「これ、なあに?」



サキはプレゼントを指し、不思議そうに俺を見上げる



「あいつに誕生日プレゼント」




「え?瑠璃華ちゃんの誕生日まだまだだよ〜。変なの〜」





そんなサキの言葉に俺は何も返せなかった




そのあとサキと別れ、俺は一応いつもの看護婦さんに話しかけた




「あの・・・」





「ん?どうしたの?瑠璃華ちゃんなら病院よ?」




キョトンとした目の看護婦さんに思い切ってきいた




「あいつの誕生日って今日ですよね?」


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