*。゚*hands*゚。*

そんな俺の質問に看護婦さんはクスッと笑う



「何言ってるの?瑠璃華ちゃんは夏生まれよ?彼氏なんだからしっかりしなさい?」





笑いながら仕事に戻っていく看護婦さんの背中を見送り俺はその場に立ち尽くした





いらいらなのか
悲しみなのか
変な感情が襲った






拓也までに聞いて
あんなところまで行って
瑠璃華の喜ぶ顔を想像してた俺がバカらしくなる




恥ずかしい




そんな後に瑠璃華にあんなことを言われたわけだ



なんだかどうでもよくなった




騙された
それだけが頭の中をくるくるとまわる




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