*。゚*hands*゚。*
瑠璃華Side
恭平が部屋を出ていった後、あたしはただただうずくまり、泣き崩れた
これがあたしがだした答えだった
恭平の幸せは
普通の恋愛
あたしから突き放さなければきっと恭平はあたしのそばにいるから
本当はさよならなんてしたくない
面倒なんて嘘
毎日でも来てほしい
できるだけ長居時間一緒にいたい
発作が多くたって
恭平との時間があれば頑張れた
髪の毛が抜けても
鉛筆が握れなくなっても
恭平がいればいいと思った
恭平は何もしてくれなくていい
ただ側で笑っててくれればいい
それがあたしの力にかわるから
生きる意味にかわるから