*。゚*hands*゚。*
「あんなこと言って言いにくいんですけどあたし、恭平くんのことさがしてたんです」
何がなんだかわからなくて混乱している俺
「えっと、何でまた・・・」
「実は、あの日から瑠璃華最近体調悪くなる一方でね・・・。この前、恭平くんに会いたいって泣いたんです」
そんなことばに驚きが隠せない
嬉しさもあるけど
心配だった
「だから会ってあげてください。あの日会うなっていったこと後悔してます。
あたし、自分のことしか考えてなかったんです。
やっぱり母親としては少し我慢させても、できるだけ長い時間生きてほしかったんです。
あの子がいなくなったらあたしが一人になるから。あの子に孤独を押し付けました。」
そう俯く姿は
誰よりも娘を大切に思う母親の姿
羨ましかった
俺は瑠璃華が羨ましかったんだ
こんなにも大切に思ってくれる母親がいることを