*。゚*hands*゚。*
「それはダメ!」
そうあたしが怒ると
「何でだよ」
とあたしを睨む
「だって瑠璃華そんなにいらないもん!恭ちゃんの一生分なんていらないもーん!」
そう笑って見せると恭平は少しいじける
「恭ちゃんはさ、将来なにになりたいの?」
「ん?そんなんまだわかんねえよ」
「ちゃんと夢持たないと!じゃあさ、どんな人とどんな家庭を作りたい?」
そんなあたしの質問に少し寂しそうな顔をする恭平
「知らね。強いていうなら、意地っ張りで、頑固で、初対面の人をいきなビンタするような人がいいな。」
恭平の未来にはあたしがいる
ダメなのに
やっぱり嬉しい
「ばか」
あたしは困ったように笑い、恭平の頭をぽんと叩いた