*。゚*hands*゚。*
「お前、自分の手にほくろ書き忘れてる。しかもブレスレットもつけてねえし。」
そう瑠璃華の方を見てもう一度指摘すると瑠璃華はそっと笑う
「うん。いいんだよそれで。だってそれあたしじゃないもん。その絵ね、題名は“未来“だよ 」
笑いながらそんなことを言う瑠璃華に腹がたった
「こんな絵書いてんじゃねーよ。ふざけんな」
そういってくしゃくしゃにして瑠璃華に投げつけた
何でお前じゃねえんだよ
腹がたち、悲しくなった
自分の隣にいるのは瑠璃華。今も未来もそれは変わらない
「ふざけてなんかない。これは瑠璃華の理想。瑠璃華がいなくなった後も恭ちゃんに幸せになってほしいから。」
少し眉を潜めて俺を説得するように話す瑠璃華
それでも俺は納得できない