*。゚*hands*゚。*


「怖いよ。夜寝るときも、もう朝が来ないんじゃないかって怖くてしょうがないよ。



死にたくない。
死にたくない。
でも自分でわかるの。
もう少しって。


ほんとは
ずっと生きていたいのに」




震える唇で声を殺して
なきくじゃる瑠璃華




「でも、どんなに願っても無理だから・・・



生きている間だけでいいから幸せちょうだい?
瑠璃華ね、幸せ貰うだけで恭ちゃんに何も返せないから。


だからね、恭ちゃんは、瑠璃華がいなくなった後にたくさん幸せもらって?
瑠璃華よりももっと大切な人に。」





違う
お前は何もわかってない





何も分かってねえよ



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