*。゚*hands*゚。*


「そんなこと無理に決まってるじゃない。・・・て前のあたしなら言ってた。


でもね、もし本当にそれが瑠璃華にとって幸せなら・・・。病院のほうにも説得してみるわ。」





そう涙ぐみながら笑う瑠璃華の母親





「ありがとうございます!」




俺はもう一度深く頭を下げた






そんな俺に
「瑠璃華に最高の思い出をあげてください」
そう一言だけ言い、歩いていった





そんな背中を見送り空を見上げた






空には雲一つなくて
冬にしては温かい日





こんな空を見上げて
綺麗だと思ったことなんて今まで一回もなかった





瑠璃華、待ってろよ



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