*。゚*hands*゚。*
あたしは用を済ませるとお花屋さんを出て、もう一度お姉さんにお辞儀をした




恭平の元に戻り、恭平の手を握る





「何してたん?」





そう問い掛けられても「内緒!」とだけ言い、歩きだす





恭平は「なんだよ」と少しいじけてあたしの手を握り返した





しばらく歩くと、やっと学校が見えてきた





そんな学校に近づくにつれて何故かドキドキに襲われる






「恭ちゃん?瑠璃華学校入れるの?」




そう聞くと
「大丈夫!」
と、簡単に答え、どんどん前へ歩いた





とうとう学校につくと授業中なのか、外には人の気配がなく、そのまま校内へ入った




廊下にも誰もいなくて、微かに授業の声が聞こえた




< 206 / 253 >

この作品をシェア

pagetop