*。゚*hands*゚。*
「瑠璃華の目標達成しないと恭ちゃんの目標も達成しないんだからね?

それにね、ただ生きるだけじゃなくて誰かの役に立ちたい。


誰かのためにいろんなことがしたい!
それが目標」






そんなふうに微笑む瑠璃華の目はまっすぐだった





「二人ともかっこいいじゃんか!」




そう俺達二人の肩に手を載せる拓也




三人は顔を見合わせて笑った





そんなとき、ガラッと教室のドアがあき、「お前らそろそろ帰れよ?」
と先生の姿






俺達はそれぞれ荷物を持ち、教室をでた






三人で自転車置き場にむかっているときだった






「ゴホッ・・・ハァハァハァ」





瑠璃華は息を乱し、口を抑える





「瑠璃華!?大丈夫か?」




そう両肩を支えながら瑠璃華の顔を覗き込むと瑠璃華は何度も頷き「大丈夫だから」と言った




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