*。゚*hands*゚。*


手の力もだんだんと抜けてくる





俺の背筋は凍りつき、ぞくぞくと嫌な感情が襲ってくる





とっさに瑠璃華の肩を揺さぶる





「おい、どうしたんだよ。・・・起きろよ・・・。約束したろ?拓也の店に一緒に行くんだろ?家族になるんだろ?・・・生きるんだろ?


なあ、お願いだから・・・起きてくれよ・・・!」






何回も何回も肩を揺さぶっても瑠璃華は目を開けることはなかった





「あーーーー!」
そう叫んでも瑠璃華には届かない





部屋にはただ呼吸器のピーという音だけが寂しく鳴り響き、







ぐったりと力のない瑠璃華をただ力強く抱きしめている俺







そんな俺の両肩に瑠璃華の母親は手を載せ首を左右に振った




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