*。゚*hands*゚。*

さっきまであんなに元気だったじゃねえか




あんなに笑ってたじゃん




なのに何故





こんなにも呆気なくなくなってしまうものなのか






俺はまだ信じられなかった。いや、信じたくなかったんだ






瑠璃華の温もりを感じることはもうないことを






きっとまた明日
この病室をノックすれば中から「はーい」と返事がして、





中に入れば
「遅い!」と文句を言う瑠璃華の姿がある





そして二人の握りあった手を描く






そんなことが明日も明後日も当たり前に続くものだ。と、今でも思ってしまう





俺は病院の廊下にあるベンチに腰掛け頭をぐしゃっと抱えた





これが夢であってほしい
頼むから夢なら今すぐ覚めてくれ





起きたら瑠璃華のところにずぐにいって抱きしめるから





愛してると何度でも言うから





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