*。゚*hands*゚。*


一瞬時が止まった気がした




俺はすぐに店を出て、肩を震わせながら歩いた







瑠璃華が最後に伝えたかったメッセージ
「お願いだから忘れて」
なんかじゃない






忘れないでください
そんなメッセージを病院のみんなに必死になって配っていた






俺は近くの土手に座り、封筒を丁寧に開ける





中には数枚の手紙





俺は震える手で取り出した


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