*。゚*hands*゚。*

でもね、瑠璃華わがままでしょ?だからね、恭ちゃんが幸せなら瑠璃華も幸せ。なんて心の底から思えなかった





ずっと瑠璃華のこと好きでいてほしい




他の人に触れて欲しくない




いつでも瑠璃華のこと考えていて欲しいし、二人の思い出が過去になるのがいや





恭ちゃんの瞳に瑠璃華以外のひと映してほしくない





恭ちゃんの
体温も
香も
大きな手も
笑顔も




全て瑠璃華のものであってほしい





そんな自分勝手な気持ちが溢れ出す





これが本当に伝えたかったメッセージ




ズルくてごめんね
最後まで嘘つきでごめんね





でもね、これじゃいけないって瑠璃華が一番わかってる





恭ちゃんは恭ちゃんのこれからの人生を生きる





前に進まないといけない
そのためには
瑠璃華を忘れないといけないときがある





大切な人だってできる






それはね、しょうがないことだし、それが恭ちゃんの幸せなんだよ




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